市内の中小業者の方々と懇談しました。
出された要望項目は、中小企業振興条例について、仕事起こしについて、公契約条例について、営業と暮らしについて、資金繰りについてなど、多岐にわたりました。
とくに、話が深まったのは、法人ではなく個人事業の方々の苦労です。
札幌は、とくに中小企業、とりわけ零細企業や個人事業が多い街です。
「各区役所が、区内の事業所を訪問して、業者の声と実態を直接つかんでほしい」とのことです。
そう言えば、東京都墨田区では、区役所が業者ごとのカルテのようなものをつくって、実情を掌握しているらしいです。
中小業者が、厳しい経済状況の中で苦境に立たされています。そこを支えることこそ、日本経済を立て直す道ではないでしょうか。
父ちゃんが現場で働き、パートから帰った母ちゃんが帳簿をつける。
そういう業者から頼りにされる行政であれば、地域経済も明るさを取り戻せると思います。
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