札幌市東区を中心に放送している「さっぽろ村ラジオ」(FM81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日午後2時から2時30分)の収録をしました。
今回のゲストは、北大医学部の学生さんで、アルコール問題対策委員会委員長の新藤利一さんです。
新藤さんは、酒類が嫌いなのに、学生同士の飲み会で、飲むように強要されることに閉口していたそうです。
その頃、小樽商科大学、北海道大学の学生が、急性アルコール中毒で死亡する事件が起こりました。
医学部の学生であり、人の健康を守りたいと思っていた新藤さんは、悲劇を繰り返すことがないようにと、周りの学生に呼びかけてアルコール問題対策委員会をつくりました。
昨年7月、小樽で海水浴帰りの若い女性3人が、飲酒運転の車にひき逃げされ死亡する事件が起き、飲酒運転を無くすための活動を始め、飲食店に呼びかけたり、署名を集めたりしました。
そして、今年11月、北海道議会で、飲酒運転根絶条例が可決したのです。
学生の立場で、いい世の中にしようと考え、仲間を集め、社会に働きかけて、条例制定にこぎつけたのです。
本当に、立派だと思います。
私も、道議会の飲酒運転根絶条例制定のプロジェクトチームの一員だったので、知り合いになり、ラジオ番組に出演していただいたのです。
新藤さんは、いいお医者さんになると思います。
これからも頑張ってほしいです。
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