札幌市議会は、予算特別委員会が週に2回ずつ開かれています。
私は、水道局関係の審議で、緊急貯水槽の鍵の保管の問題で質問しました。
大地震で断水した場合に、飲料水を確保するため、札幌市内に緊急貯水槽という、地下に埋設したタンクがあります。
小型のものでも100トンの水がためられています。
地下のタンクから、地上に向けて管が伸びていて、地上部で蛇口になっています。
その蛇口は、小屋の中に入っています。
いざ、大地震、断水という時には、小屋の錠をあけて、水を使います。
緊急貯水槽は、市内に33か所あります。
しかし、その小屋の鍵は、5か所の水道局配水管理課(南区川沿、北区新琴似、厚別区厚別中央、豊平区豊平、西区八軒)に保管されています。
では、どうやって鍵を運び、小屋の錠をあけるのでしょう?
大地震で断水すると、水道局の職員が、(おそらく徒歩で)配水管理課に行きます。
そこで鍵を取り出し、(また徒歩で)耐震性貯水槽に行くのです。
たとえば、北区新琴似6条2丁目の配水管理課から、東苗穂14条4丁目の札苗東公園の緊急貯水槽に徒歩で行くのには、どれだけの時間がかかるでしょうか。
大震災直後で、大混乱の中、しかも冬場だと大変です。
33か所の緊急貯水槽の近くに鍵を保管しておくべきではないでしょうか。
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