札幌市内で「さっぽろ子ども・若者白書から子ども・若者のいまを考える」リレートークがあり、お話を聞きに行きました。
最初は、さっぽろ子ども・若者白書編集長の柳憲一さんです。
柳さんは、教員の忙しさに触れて、「土日を楽しめない先生が、楽しい授業をできるはずがない」と。
2人目が、札幌子ども若者白書事務局長の沢村紀子さん。
沢村さんは、「自分の幼かったころは映画の『3丁目の夕日』そのものだった」と、社会の変遷と子育ての変化に触れ、「東日本大震災後、モノ・カネで得られないものがあるという価値観の変化が広がったのではないか」と。
そして、3人目は、北海道大学教育学研究院准教授の加藤弘通さんです。
小中学生へのアンケート調査を分析して、自己肯定感の高い子は、「学校が楽しい」と感じていることと強い関連性がある。
そして、「学校が楽しい」と感じている子は、「授業が楽しい」、「学校行事が楽しい」と混じていることと強く関連しているとのことでした。
友人関係などよりも、授業や行事が楽しいと感じることが、学校が楽しいとつながり、自己肯定感にもつながる、意外なお話でとても興味深く聞きました。
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