「障がい者」は、「身体」障がい者、「知的」障がい者、「精神」障がい者の、3種類に分けられます。
「身体」障がい者と「知的」障がい者は、運賃割引が行なわれているのに、「精神」障がい者だけが割引がないのです。
精神障がい者は、受診、作業所やデイケアに通うことが必要です。
しかし、わずかな年金や生活保護、家族の扶養で、ようやく暮らしているのが実態で、交通費は重い負担になっているのです。
国は、精神障がい者にも割引する方向を打ち出しました(「標準約款」の改正)。
ところが、いまだにバス会社は、精神障がい者に対してだけ運賃割引を実施していないのです。
どんな人でも、病気になることもあれば、障がい者になってしまうこともあります。
もし、障がい者になっても、不自由なく暮らせるように、社会のバックアップが必要です。
JR北海道バス・北海道中央バスは、ともに、割引は行政がやってほしいという趣旨でした。
国は、バス会社などが中心になって割引を実施すべきという考え方です。
あらためて、バス会社には、障がい者もバスを利用して社会参加できるように考えていただきたいものです。
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