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2019年2月18日月曜日

除雪センターを訪問、激励

 札幌市は10区に分かれていますが、その一つの東区を3地域に分けて、それぞれ除雪センターが設置されています。
 その一つを太田秀子市議と訪問し、除雪作業の実情を聞くとともに、現場で奮闘する作業員の方々を激励してきました。



 年が明けてから雪の降る量が多く感じていましたが、降雪量は平年並みだそうです。しかし、気温が低いために、降った雪の体積が減らずに、積雪が多くなっています。
 この除雪センターは、16人で作業していますが、4人がインフルエンザにかかり、今年に入ってからほとんど休みが取れない状況の中、歯を食いしばって除雪作業を行っています。
 積雪の多い地域では、雪にまつわるご近所トラブルも発生します・・・たとえば「あんたの家の敷地内の雪を道路に出すな!」とか・・・除雪センター長さんは「雪は人間まで変えてしまう」とおっしゃっておりました。
 除雪は建設業者が行ないますが、除雪に使うタイヤショベルはバケット部分を取り換えれば夏場の土木作業にも使えます。しかし、グレーダーやロータリー車は除雪のためだけにしか使えないので、その手入れや更新にかかる負担も大変です。
 札幌市からの作業委託は、除雪だけでなく、夏場の道路の補修などとセットで、通年の道路維持作業として委託されます。業者が、作業員の募集にあたり「夏場だけ」あるいは「冬だけ」でなく、通年の雇用ができるようになり、安定した仕事の受注と雇用が確保できるようになっています。
 しかし、建設業界の人手不足と高齢化は著しく、10年後15年後は除雪体制を維持できるかどうか、見通しは不明と言わざるを得ません。
 センター長さんは、「誰かがやらなきゃ街が死ぬ」と危機感を表し「将来も続く魅力ある仕事にしなくてはならない」と語っています。
 「排雪作業のダンプの台数を確保できましたか?」とうかがうと、「確保できたけれども、東京オリンピックや震災復興に出ていくダンプも少なくない。今後も台風・豪雨による災害対応や、北海道新幹線札幌延伸のトンネル工事など、ダンプ確保は大変になるかもしれない」とのことでした。
 市民生活に欠かせない除排雪に奮闘している作業員の方々に、事故や体調管理に留意していただくよう、激励しました。
 

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