札幌市東区を中心に放送している「さっぽろ村ラジオ」(FM81.3)の番組「宮川じゅんの待たせてごめんね」(毎週火曜日午後2時から)の収録をしました。
(最近は、ラジオ番組収録のブログ記事を書いていませんでしたが、番組は毎週続けています。次回の放送で219回になります)
今回のゲストは、全国B型肝炎訴訟北海道原告団代表の高橋元一(たかはし・もとかず)さんと、全国B型肝炎訴訟弁護団事務局長の奥泉尚洋(おくいずみ・たかひろ)さんです。
B型肝炎は、大昔からあった病気だそうです。
しかし、ごく一部の人がかかっているだけだったようです。
母親が肝炎ウィルスに感染している場合、生まれてくる子どもが感染することがあっても、それ以外の人には広がらなかったのです。
ところが、子どもの集団予防接種の際、前の子どもに使った注射器を取り換えずに次の子どもに接種するときにも同じ注射器を使いました。
前の子どもが肝炎ウィルスに感染していると、注射器を介して次の子どもに感染したのです。
それで、一気に肝炎が広がりました。
1989年、国の責任を追及する裁判が起こされ、18年後に、国が敗訴。
それでようやく、集団予防接種によって肝炎が広がったことが認められたのです。
今も、「自分が肝炎になった原因は予防接種」であることを認めさせるために、次々と裁判が起こされ続けています。
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