3月13日付しんぶん「赤旗」「北海道東北のページ」に掲載されました。記事全文は、以下です。 |
「みなさんこんにちは。宮川じゅんです」。毎週火曜日の午後、さわやかな声がラジオから流れてきます。札幌市東区の地元ラジオ番組のパーソナリテイーを務めるのは、日本共産党の宮川じゅん北海道議(58)です。
楽しいトークゲストとの楽しいトークと分かりやすく工夫した道政報告が″売り〃です。5日と12日の放送のゲストは、道造林協会の巻口公治副会長を迎えました。
初対面。
緊張はすぐに解け、宮川氏の突っ込みに丁寧に答える巻口さん。
「木を切る労働者は増えていますが、植える方の労働者は増えていません」と。
「えっ、切る人と植える人って別ですか」と驚く宮川氏。
「そうです。植える方は機械化していませんが、黒いポットから苗を取り出して植えることもできてきたので技術的には進歩しています」「花を植えるようですね」。
やりとりにアシスタントのまきさんがうなずきます。
ラジオ番組「宮川じゅんの待たせてゴメンね」は今年6月で8年になります。
札幌市議時代から続ける″寄り添いの達人″です。
町内会の集まりや「しんぶん赤旗」の購読を勧める活動で「ラジオ聞いているよ」とよく声がかかります。
その温厚な宮川氏が高橋はるみ知事を舌鋒(ぜっぼう)鋭く追及しました。
昨年9月21日の道議会代表質問。同6日の北海道地震で日本で最初のプラックアウト(全域停電)を引き起こした北海道電力苫東厚真火力発電所の耐震基準が「震度5」でしかなかった事実を突きつけた時のことです。
「知事は知っていたのか。強化せよと要請したのか。それとも知らなかったのか」と再質問、再々質問で迫る宮川氏。窮した高橋知事は「調整するため休憩を」と求め、急きょ道幹部と協議しました。
数分後、高橋知事の答弁は「技術的、専門的な事項の情報提供は受けておらず」と″国・北電まかせ″の無責任さを自ら露呈しました。
苫東厚真火発の耐震基準を知らなかった道政トップのニュースはネット上でも拡散され、道民が厳しい目を向けました。
道民が主人公党道議団政審会長として他党に粘り強く働きかけ、「日米地位協定見直しを求める」など13本の意見書を全会一致で可決しました。
道内のサケふ化場で卵80万粒、被害総額1億円に達する盗難事件では、水産林務副委員長として道に対策を強く求め、防犯設備の設置や夜間パトロール強化を実現させました。
2期目をめざす定数4の東区の道議選は少数激戦の様相です。
宮川氏は力を込めます。
「市民と野党統一の石川ともひろ知事候補が立ち、自公主導『国策追随』道政から道民主人公の道政に転換できるチャンスです。
前回4人になった党議員団をさらに大きくするため、絶対負けるわけにはいきません」
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