市の施設の管理運営の委託を受けている業者=指定管理者は、数年(札幌では4年)に一度、委託相手先の公募・選定を行ないます。
たとえば、区民センターの管理運営を任された業者も、4年経てば、もう一度、選び直しを行なうのです。
もし、4年後に同じ仕事を取れなければ、事業を縮小しなくてはなりません。
ですから、人を雇っても、4年後には首を切ることになるかも知れず、正社員を雇うことはできないのです。
指定管理者が施設の管理運営を行ないますが、清掃、ボイラー、警備などは再委託(下請け)に出すことが多いようです。
★宮川~再委託の労働環境(賃金、労働時間など)調査を行なったそうだが、275人分のデータしかなく不十分だ。
△答弁~指定管理者や再委託先の任意の協力によるものだったため。
★宮川~再委託労働者の平均賃金は時給805円。清掃労働者は751円と低賃金が問題だ。再委託の回答を義務付けた調査が必要ではないか。
△答弁~再委託労働者の労働条件を、報告するよう求めることとした。
★宮川~再委託の賃金引き上げを誘導する方法がないのか。
△答弁~難しい。
★宮川~公契約法・条例を制定すれば、再委託労働者の賃金を引き上げられるのではないか。
△答弁~法や条例で定めれば、可能。
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