ゲストは、札幌北部民主商工会事務局長の大井川政典さんです。
大井川さんは、小規模の企業を応援する商工会で頑張っています。
国会で、小規模企業振興基本法が成立しました。
今まで「中小企業支援」と言うと、小企業よりも、中企業に視点を当てたものでした。
今回は、家族経営も含めた小企業を対象にした法律です。
しかも、「海外進出」など発展する企業ばかりでなく、地元に根を下ろして、大企業の横暴にも負けずに持続している企業も応援するものです。
各市町村で、この法律を生かした取り組みを進めたいものです。
大井川さんは、小規模企業を苦しめている消費税の税率が高くなると、非正規雇用が増えるとおっしゃいました。
業者は、売り上げに消費税が課税されますが、仕入れに払った代金はすでに消費税分を含んでいるので、売り上げから仕入れ分を引いた金額に消費税課税されるのだそうです。
派遣労働者の経費は、人件費ではなく物件費にあたるので、仕入れ扱いになり、消費税がかからなくなるということです。
消費税率が上がれば、消費税負担から逃れるために、派遣労働者を使うことになる・・・ということみたいです。
消費税は、つくづく悪税だと思いました。
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