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2014年11月9日日曜日

札幌市議会 カジノ反対意見書可決

 11月6日札幌市議会第3回定例会最終日に、意見書・決議の採決を行ないました。
 北星学園大学講師への脅迫(人権蹂躙)を許さない決議(日本共産党が原案を提案)を可決したことは、すでに、このブログでお知らせしました。

 それ以外にも、有意義な意見書が可決できました。
 政府が、進めようとしているカジノ反対、外形標準課税の拡大反対などです。
 下記の一覧表をごらんください。

 外形標準課税は、赤字の企業にも課税するものです。
 政府が進めようとしていますが、市議会では自民党も「反対」意見書に賛成です。
 地元の中小企業が「反対」しているからです。この意見書の原案は、共産党市議団が提出しました。
 日本共産党は、中小企業の味方なのです。

 それから、国保への国庫負担増額の意見書(原案は共産党提出)には全議員賛成です。

 住民に近い市議会では、住民の声が、国会以上に通るものだと、あらためて思いました。
 だから、地方議会の刷新が大事なのです。

2014年11月8日土曜日

北星学園講師への人権蹂躙を許さない決議


 札幌市議会の第3回定例会最終日に、意見書・決議の採決を行ないました。
 注目されたのが決議案第3号です。
 その内容は、北星学園大学非常勤講師に関わる脅迫を許さない決議です。
 無所属議員1名を除く全議員による提出で、賛成66人、反対1人で、可決しました。
 内容は、以下をごらんください。

決議案第3号
個人を攻撃する卑劣な脅迫を許さない決議
 市内の北星学園大学に対し、特定の非常勤講師を退職に追い込ませようとする内容の脅迫状や攻撃メール・電話が相次いでおり、その内容は、「なぶり殺しにしてやる」、「すぐに辞めさせないと学生を痛めつけてやる」などというものであった。
 さらに、この攻撃は、講師の家族にも及び、顔写真をインターネットでさらして乱暴な言辞を並べている。
 ここに、札幌市議会として、こうした個人の人権を蹂躙するこのような不当な行為は、断固として容認しないことをあらためて明らかにするものである。
以上につき決議する。
平成26年(2014年)11月6日
札幌市議会 
(提出者)自民党・市民会議、民主党・市民連合、公明党、日本共産党、市民ネットワーク北海道及び改革所属議員全員並びにみんなの党木村彰男議員

2014年11月3日月曜日

質問する市議、しない市議 2014決算委員会


 札幌市議会決算特別委員会がありました。
 札幌市議会では、全議員が(議長以外)決算特別委員会に所属し、質問回数・質問時間無制限で、一問一答の、真剣勝負をするのです。
 議員の力が問われる委員会です。

 「ヤラセ」みたいな、つまらない質問をする議員もいますが、真剣・本気を出せるのも、この委員会です。
 質問回数だけでなく、質問の内容が大事なのですが、全然質問しないのは、いかがなものでしょうか。

 下記は、全議員の質問回数のグラフです。ごらんください。
 そして、興味を持っていただければ、来年2月の予算委員会を傍聴してください。


 ※ 各議員に、それぞれの事情、体調不良や身内に不幸があったなど、があり、質問できなかったこともあります。
 このグラフ(質問回数)だけをもって、議員の評価のすべてを決めることはできないことをご了解ください。

2014年11月1日土曜日

学童保育指導員の賃金を引き上げろ

 札幌市議会決算特別委員会で、学童保育指導員の賃金引き上げを求めました。


 国は、学童保育指導員の賃金が低すぎるために、賃金引き上げの方針を出しました。
 札幌市は、各学童保育所に、とても面倒な調査票を出させて、「補助金を上げる」と期待させながら、具体化しないのです。
 私は、第4回定例会(12月議会)で、「賃金引き上げのための補正予算を提出せよ」と求めました。

 私の子どもたちも学童保育の御世話になりました。
 ですから、子どもの親たちの気持ちも、指導員の気持ちもわかるのです。

 学童保育指導員は、安い給料でも、子どもたちのために献身的に頑張っています。
 指導員は、子育てのために何事にも代えられない宝なのです。

 質問が終わった後、同じ共産党の小形議員から、「宮川さん、頑張って、声をからして質問してたよ。声が続かなくなるかと心配した」と言われました。
 本気、真剣、力を込めて質問したのです。

***以下は質問原稿です***

20141030日学童保育①】
 私は、930日、代表質問で、緊急確保事業の児童クラブ開所時間延長支援について質問しました。
 指導員の賃金引き上げについて、「期待を持たせた」、「学童保育所では父母会を何度も開いた」、「一大決意をしたところもある」としたうえで、「補正予算を組んで手立てをとるべき」と求めたところ、答弁は、「賃金改善の対象者の範囲や具体的内容を整理し、次年度以降の対応を含めた検討が必要」とのことでした。
 今年度の単年度事業であるのに、「次年度以降の対応」ということは納得できませんので、ただちに指導員の賃金を引き上げをもとめる立場で質問します。
 722日、本市が、各児童育成会代表者宛てに「保育緊急確保事業(放課後児童クラブ開所時間延長支援事業)に係る事前調査および説明会のご案内(依頼)」が出されています。
 このなかで、留意事項として「本調査は、あくまで本事業の実施の検討に向けて必要な調査であり、事業の実施が確定しているものではありません」とあり、「実施が確定しているものでは」ないとしながら、「事業の実施の検討に向けて」ともされており、実施するのか、しないのか、不明の表現となっています。
 また、「今後、本事業の実施が決定した場合には、あらためて本申請を行っていただくことになります」と、事業の実施を予定した言い方になっています。
 また、「事業の実施が国より示されたところであり、本市おいても、各育成会に対する事業実施に向け検討しているところ」と、事業実施の方向性をはっきりと打ち出しています。
 子ども育成部は、729日に子ども未来局の大会議室を使って説明会を行ない、84日までに各学童保育所から調査票を提出させたのであります。
 この調査票の提出にあたり、「事業実施の見込みがない場合についても、見込み額0円としてご提出ください」としています。
 このことは、非常に重大な意味を持っています。
 つまり、「各学童保育所で、賃金改善を行うか、行なわないか、結論を出せ」ということを意味しているからです。
 国は、補助金を出すと言っています。
 市も、「事業実施」すなわち賃金改善「に向け検討している」としています。
 どの学童保育所でも、指導員の賃金アップは、緊急で切実な問題になっています。
 しかし、財政上のやりくりができないので、育成会の親たちは非常に申し訳ない思いでいるわけです。
 働く親にとって、指導員が子どもの放課後を守ってくれていることは、何事にも代えられない、ありがたいことなのです。
 ですから、指導員に心から感謝していますし、敬意を持っているのです。
 しかし、1人1ヶ月1万4千円ですとか、1万5千円になるような保育料負担も限界なのです。
 とくに、きょうだいが多い場合や、母子家庭の場合などは大変なのです。
 それで、安い賃金で、本当に申し訳なく思っているのですよ。
 ですから、「事業実施の見込みがない場合についても、見込み額0円としてご提出ください」と、「賃上げするかどうか回答を出せ」と言われたら、夜遅くまで父母会を、何回も何回も開いて、話し合って、身を切る覚悟もして、「賃上げする」という結論を出したのですよ。
 子ども育成部からの文書には、このようなことも書かれています。「この調査で、事業実施の見込みのない育成会については、事業実施が決定した場合でも、本申請はできません」と書かれているのです。
 つまり、今回、賃上げを決断しなければ、国が賃上げのための補助金をつけても、それを利用できなくなるということです。
 こう書かれて「賃上げするという結論しかない」と考えたところも少なくないと思います。
 「賃上げはしない」という結論を出したところも、思いは同じだったはずです。
 しかし、それでも、どうしても賃上げのやりくりがつかないところが、泣く泣く「賃上げしない」内容の調査書を出したのです。
 「賃上げする」にしても、「しない」にしても、その結論に至るまで、どれだけ厳しい議論を積み重ねたか、子ども育成部は想像つきますか。
 「事業の実施は確定していない」と一言書いていたとしても、熱い議論、厳しい議論を積み重ねた方にしてみれば、「確定していないと書いている通り、どうなるのかはわかりません」などということでは済まされないのです。
 各学童保育所で、どういう思いで、父母や指導員が議論してきたと思いますか、ご答弁ください。



20141030日学童保育②】
 各学童保育所で、大変な思いをして、賃上げを決めたことは重く受け止めてほしい。

 まず、今年226日に、内閣府が「放課後児童クラブ開所時間延長支援事業」について、方針を出しました。
 しかし、市町村から疑義が出されたために、それを改正して、529日、「平成26年度保育緊急確保事業費補助金の国庫補助について」が発せられ、「放課後児童クラブ開所時間延長支援事業」として、「1事業者あたり年額156万円」とし、「3分の1」を国が補助するとしています。
 そして、722日、本市が、各児童育成会代表者宛てに「保育緊急確保事業(放課後児童クラブ開所時間延長支援事業)に係る事前調査および説明会のご案内(依頼)」が出されています。
 まず、2月に出された国の「補助金交付要綱」と5月に出されたものを比較しても、少なくとも学童保育に関して、変更はありません。
 「実施要綱」では、細部で変更があるのかもしれませんが、「放課後児童クラブ開所時間延長支援事業」として、「1事業者あたり年額156万円」とし、「3分の1」を国が補助するということは、変わらないのです。
 ですから、こども育成部が「賃金改善の対象者の範囲や具体的内容を整理」すると言っていますが、それは、2月に国が「要綱」を出した時点で、市として「具体的内容の整理」に入っていなければならないことで、現時点では、8か月が経過しているのです。
 5月に改正した「要綱」が出されましたが、そこから考えても5か月が経過しており、いったい、5か月間何をしていたのかと思うわけです。
 それで、「賃金改善の対象者の範囲や具体的内容」についてですが、賃金改善の対象者は具体的に、どういう人なのか、お示しください。
 いま、具体的に言えないのであれば、対象者として検討の俎上に上がっているのはどういう人ですか、選択肢に入っているのはどういう人なのか、検討の対象になっている人をお示しください。



20141030日学童保育③】
(そういう検討であれなら、調査票が出てこなくても検討することができたはず)

こんなに遅くなっていることや、一時期、「次年度以降とする」ということも言っていたことも考え合わせると、一刻も早く事業の実施を行なうべきであります。
補正予算を組む必要があります。
議会では可決させられると思います。
問題になることがあるとすれば、遅くなったことについての責任だけだと思います。
今年度、実施するのであれば、来年の第1回定例会では遅すぎると思います。

12月議会、今年の第4回定例会に賃上げのための補正予算を提案すべきですが、いかがか、うかがいます。

保育士の賃金引き上げを

 札幌市議会決算特別委員会で、保育士の賃金引き上げを求めました。


 国は、保育士が低賃金で責任の重い仕事であるために、保育士の賃金を八〇〇〇円から1万円引き上げるための措置をとったのです。

 市が、今年度の賃金引き上げを要請する文書を出したのは10月16日だったのです。
 遅すぎます。
 今年度も来年度も、基本給で引き上げるように要請すべきと求めました。
***以下、質問の全文です***

20141030日保育①】
保育士の給与が低く、大変な仕事であることは、代表質問でも、申し上げました。
 ===保育士資格を持っていながら、保育士になることを希望しない人が半数に上ることが厚労省の調査でわかりました。その理由は、「賃金が希望と合わない」47.5%であり、「責任の重さ・事故への不安」が40.0%などです。
 保育士は、とてもやりがいのある仕事だが、賃金が低く、責任の重い仕事という実態が浮き彫りになっています。
 昨年度、国は保育士等処遇改善臨時特例事業を実施し、「保育士一人あたり月額8千円から1万円の給与改善になる」としていましたが、市内の保育所では、どの程度賃金が上がったのか、基本給で上がったのか、手当だったのかなど実施状況をうかがいましたが、パートも含めた保育所職員1人あたり平均で月額7,633円の賃金が改善されたところであります。賃金改善を実施した市内208施設のうち、基本給を改善したのは10施設で、198施設については一時金で支給したということで、基本給の改善を各保育所に働きかけてまいりたいという答弁がありました。
 
「基本給の改善を保育所に働き掛ける」としましたが、本市から各施設長に宛てた、処遇改善の「交付金申請書」の提出を依頼した文書は、いつ出したのですか、また、交付金申請書の提出はいつが期限になっているのですか、うかがいます。




20141030日保育②】
 処遇改善の申請提出を依頼する文書を1016日に出して、117日までの提出を求めています。
 こういう時期に、交付金の申請をしてください、その交付金を使って今年度の賃金を、来年度ではなく今年度の賃金を基本給で引き上げろと言っても、ほとんど無理なのではないですか。
 この時期に、賃金を引き上げろ、それも基本給で引き上げろと言っても、「これから急いでやって、冬のボーナスの時に出しましょう」ということになってしまいますよ。
 10月に入ってから交付金申請書の提出を依頼するのであれば、今年の分の賃金改善を求めながら、同時に「来年については、保育所運営費の給与改善として3%が見込まれていますので、今年度は手当で賃金改善を措置したところは、来年度は早めに準備をすることで、基本給を引き上げを実施することが望ましい」という呼びかけが必要だったと思うのです。

 そこで、今年度の賃金改善を依頼しながら、来年度の早めの準備を進めることで基本給の改善が図られると思うのですが、いかがですか、おたずねします。