9月6日午前3時7分、北海道をマグニチュード6.7の大地震が襲いました。
胆振地方は震度7、山が崩れ民家を押しつぶしました。
私が住む札幌市東区でも震度6弱でした。その後も余震が続いています。
私は、7日、東区内を調査。液状化現象が起きています。
東西は、東15丁目と16丁目の間の「東15丁目屯田通り」で、南北は、北13条から北46条の間で、縦に長い範囲の所々で道路が陥没・液状化が起きています。
地下鉄東豊線が敷設されている地上部分で、陥没・液状化が起こったということです。
8日、高橋千鶴子衆議院議員、畠山和也前衆議院議員とともに、液状化が著しい清田区に行きました。
上の写真では、マンホールの奥側が激しく陥没しています。
さらに、ひどい場所もあり、マンホール周囲が陥没し、マンホールが人の背丈に近いほど隆起しているように見えるところもありました。
そのマンホールのふたには「河」と書かれており、かつて流れていた川を暗渠化したところであることがわかりました。
川を埋めたり、暗渠化したことが液状化につながっていることが想定されます。
さらに、厚真町を調査。一番上の写真です。
不休で奮闘されている宮坂尚市朗町長が状況を説明してくださいました。「5日の夜、家族が一緒に夕ご飯を食べ、『おやすみ』と言った後、深夜に地震で」と言って言葉を詰まらせました。
避難所では、床の上にウレタンのマットを敷き、毛布が支給されて、家族ごとに固まっている避難者の方々が憔悴しきっていました。
ある方は、「ようやく、不明だったおばあちゃんが発見されました。自衛隊などの方々が頑張ってみつけてくれました。ただただ感謝しています」とおっしゃいました。
地元の伊藤町議の案内で、山が崩れて住宅を襲った現場にも行きました。
今も行方不明の方々の捜索が懸命に続いています。現場で作業されている方が状況を聞かせてくれましたが、その方自身も被災者なのです。
一刻も早い不明者の発見と生存を祈ります。
また、被災された住民の健康と生活再建、町の復興のために、私も頑張っていきます。
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