衆議院では、種子法廃止法案が可決し、参議院で審議が始まります。
種子法は、稲、麦、大豆について、優良品種を決定するための試験等を、都道府県に義務付けているものです。
種子法の廃止について、JAグループは「同法の廃止は国民の基礎的食料である米、麦、大豆の種子を国が守るという政策を放棄するもので、種子の供給不安、外資系企業の参入による種子の支配などの懸念が国民の間で広がっている」としています。
主食の種子は食料主権の根幹にかかわる問題です。
紙智子参議院議員、佐野弘美道議会議員と一緒に、北海道中央農業試験場に調査に行きました。
新品種の開発には、交配、養成、調査など、10年以上の歳月をかけて行っています。
道内産のおいしい米として人気の「ゆめぴりか」は、30年以上もかけて開発したそうです。
おいしく優良な農産物を生産するための、研究成果などの国民の財産を、民間や外国の企業に売り渡すことになるのは、重大問題です。
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