札幌市議会予算特別委員会で、お泊りデイサービス、無届有料老人ホームの消防設備の問題を取り上げて質問しました。
札幌市では、5年前、認知症グループホームの火災で7名が死亡する惨事がありました。
介護施設での防火対策はきわめて重要です。
★宮川~デイサービスの実施は市内に573か所。4月1日から消防設備の基準が変更になるが、どうなるのか。
▲答弁~①宿泊をしていないところは495か所ある。自動火災警報装置は300㎡以上、スプリンクラーは6000㎡以上で必要。
②宿泊ありだが、自力避難ができる人が多いところ47ヶ所。自動火災警報装置が必要。スプリンクラーは6000㎡以上で必要。
③宿泊ありで、自力避難が困難な人が多いところ31か所。自動火災警報装置・スプリンクラーとも必要。
★宮川~デイサービスに泊まる人は、毎日変わるはず。自力避難が出来る人が多い場合、少ない場合と、宿泊する人の介護度で、消防設備の基準が変わるのはおかしい。
最初からスプリンクラーを設置させることが必要ではないか。
▲答弁~消防庁通知により規制が強化されたものだが、立ち入り調査で実態をみながら検討する。
★宮川~無届有料老人ホームを何か所把握しているのか。
立ち入り調査をした結果は。
▲答弁~204施設のうち、過去1年に立ち入り調査をしていなかった170施設を調査した。
99施設に何らかの消防法令違反。重大な違反が8施設あった。
★宮川~重大違反は命にかかわるので、ただちに改善措置を。従わない場合は断固たる措置を。
▲答弁~行政指導を行なっている。従わない場合は、施設の使用禁止命令を行なう。
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