さっぽろ村ラジオ(FM 81.3   インターネット NEW ZONE FM で、全国で聴けます)
                毎週火曜日 午後2時からの番組 「宮川じゅんの待たせてゴメンね!」 お聴きください

生活相談など、私への メール ⇒ ■ここをクリック■ (個人情報をわからないようにして公開することがあります。非公開希望の方は、「非公開希望」を書いてください)
                     
                 ブログへの「コメント」は、内容を確認させていただき、ブログの趣旨に合うものを公開します。

生活保護問題を中心にしたブログ「宮川じゅんの生活保護相談ブログ」http://matasete-soudan.blogspot.jp/もあります。ごらんください。         

2012年6月30日土曜日

地面が白い

 雪でもないのに、地面が真っ白になっています。




 道庁の庭です。




 ポプラの綿毛です。

2012年6月29日金曜日

反原発の声を黙殺する新聞

 大飯原発の再稼働に反対する国民の声が広がり、首相官邸をとり囲むデモも行なわれています。
 特定の組織が行なっている行動ではなく、ツイッタ―などで、呼びかけが広がっているようです。
 う~ん、時代も変わってきましたね。


 6月22日には、45,000人が首相官邸付近に集まったといいますから、大変な、大抗議運動ですね。


 翌日の新聞は、どのように報じたでしょうか?





 「朝日」の社会面には小さな記事として掲載されているだけです




 45,000人もの大群衆が、首相官邸をとり囲んで訴えたことは、明らかに「大事件」です。
 「赤旗」以外の新聞は、なぜ、書かないのでしょう。

2012年6月28日木曜日

ラジオ収録裏話(20)劇団一揆ライブ

 さっぽろ村ラジオ(FM81.3) 毎週火曜日 午後2時からの番組「宮川じゅんの待たせてゴメンね」の収録を行ないました。


 ゲストは、「劇団一揆」の劇団員さん、桜庭ひな子さんと椎名結実(しいな・ゆうみ)さんです。


 さっぽろ村ラジオの狭い第2スタジオに、ミキサーの吉泉さんを含めて、5人で、すし詰め状態!


左から、椎名さん、桜庭さん、アシスタントのジュンカちゃん、私

  実は、ゲストの桜庭さんと椎名さんは、母娘。

 先に娘の椎名さんが劇団員になり、その稽古を見学に行ったお母さんの桜庭さんが、団員になったそうです。


 桜庭さんからのメッセージを以下にコピーしましたので、ごらんください。



東京在住のひな子です。一昨日札幌に着いて『かわいそうな ぞう』の稽古を見ました。
戦争中に殺処分された象の話は知っていたのですが、演じる役者を目前にすると、愛らしい象たち、殺せとの命令に従うしかなかった動物園の飼育員の苦悩が胸に迫って来ました。
そして、以前訪ねた福島の光景が重なりました。原発事故で牛を殺処分するしかなかった酪農家の悲しみ、怒り。
国の政策による殺処分が、今もこの国に存在している。「戦争」は終わっていないのかと。このライブが平和を築く一歩となりますよう、皆さん、是非 観にいらして下さい。

 私は、劇団一揆のファンクラブの一員なのです。
 そこで、

☆お知らせ☆
 
劇団一揆 一揆生芝居(ライブ) vol.16
「かわいそうな ぞう」

7月 7日(土) ①15:00~
          ②19:00~
7月 8日(日) ③15:00~

会場 劇団一揆稽古場 (白石区北郷3条12丁目1-30 パワーツール高島B1)


入場料 500円!!!
       予約制ですので、下記にご連絡を。
電話 011-872-0086
Fax  011-876-8577
email ikki@hot.dog.cx



2012年6月27日水曜日

議会基本条例についての私の考え方

 兵庫県議会と鹿児島県県議会の視察を行なって、議会基本条例についての調査をしてきました。
 
 議会基本条例で、おもに問題となるのは、議員間討議、反問権、議会報告会の3点です。
 調査を行なったうえで、私なりの考えが、少しずつ形になってきました。


 議員間討議では、特定の問題について議員同士が話し合って、一定の方向性を出し、場合によっては、条例案を議員提案するところまで行くものかと懸念していました。
 そこまでやることには、問題意識をもっていました。


 札幌では、市長1人に対し、議員は68人います。
 議員は、各地域から、様々な立場・考え方の人に支持されて、議会に出てきます。
 執行部(役所)は、市長(都道府県では知事)一人の意思のもとに、役所全体が動くことになります。
 執行部の提案に対して、議会は「いやいや、こういう立場の人もいるから配慮が必要だ」など、様々な意見を出せるのです。
 つまり、「多様性」こそ、議会の存在意義なのです。


 ところが、議員間討議で、議会側の意見をまとめてしまうと、多様な意見が埋没してしまう危険があるのです。


 市長の反問権と言うと、議員の質問に対して、市長が「いや、それは違うでしょう。じゃあ、こういう場合はどうなると思いますか」などという「反問」を認めるような印象があります。
 
 そもそも、議員が質問するのは、市長が事業を執行したことに対して、「それは問題がなかったか」などと点検する必要があるからです。
 事業を執行してもいない議員側が、市長から質問されるのはおかしいのです。
 ですから、「反問権」と言っても、議員の質問の趣旨を確認する程度のことなのです。「反問」よりも適切な表現があるかもしれませんね。
 札幌市議会では、「反問権」を明文化していませんが、日常の議会のやり取りの中で、当たり前に行なわれていることです。


 議会報告会について。
 議会で問題になっていることを、市民にわかりやすく伝えることは、大事なことです。
 それは、各議員が、様々な形で、すでに行なっています。
 しかし、議会として、報告会を行なうとすると、議題となったことや結論をたんたんとお知らせすることになります。
 「こんなことが決められたことは、市民にとって大問題だ!」などと言うことはできません。
 ですから、
  ●議員「○○○の値上げが可決されました」
  ☆住民「それは困る」
  ●議員「多数決で決まりました」
  ☆住民「あんたは、それでいいと思っているのか」
  ●議員「議会で決まったことです。私個人の意見は言えません」
 こんな、報告会ではつまらないですよね。


 報告会であれば、議員が自らの考え方にもとづいて、議会と市政の報告をする方がいいと思います。
 報告会に来てくれるのなら、議会そのものの傍聴に来てもらう方がいいと思います。
 ただし、議会に来られない方がいます。議会そのものを休日・夜間に開くことは、意義があると思います。


 議会基本条例を制定する意義は、憲法を地方自治に生かすことを前提に、①議会が市政をチェックする機能を高める、②議会が公正で民主的に運営されるようにする、③市民に開かれ、市民の声が十分に反映する議会にすることにあるのではないでしょうか。

2012年6月26日火曜日

鹿児島県議会視察

 鹿児島県議会の視察を行ないました。




 札幌と違い、「議会だより」は全世帯に配布しています。議会で何をしているのか、伝えることができますね。


 本会議場には、代表質問の残り時間を、青・黄・赤で示すランプがあります。




 これをやられると、ランプの色が気になって、私などは気が気でなくなるのではないかと思います。


 議会報告会のようなものとして「あなたのそばで県議会」という地域集会を行なっているそうです。
 参加者からは、「地域の道路をよくしてほしい」などの地域要望などが出されることが多いそうです。


 議会に対する要望・質問というよりも、行政に対する声なのかなぁと感じました。

2012年6月25日月曜日

兵庫県議会視察

 札幌市議会議会運営委員会の視察で、兵庫県議会を視察してきました。
 札幌市議会では、議会基本条例の制定を検討していますので、すでに制定している議会で、どう運営しているのかを調査してきたのです。


 
 議会基本条例は、全国の各議会で制定されてきています。
 おもに、焦点となるのは、議員間討議、執行部(知事や市長)の反問権、議会報告会の3点です。


 兵庫県議会の場合も、議員間討議を実施しています。
 その内容は、各会派・各議員の考え方の違いを明らかにすることで、意見をまとめて何かを提案するためではないようです。


 知事の反問権も認めていますが、質問した議員に言い返すようなものではなく、質問の趣旨を確認する程度です。


 議会報告会は、実施していません。


 そのほかでは、議場をつくり変えて、代表質問の再質問をするための「質問席」をつくっています。


 議会の様子を伝える「議会だより」は、全世帯に配布し、テレビ放送も年3回(各30分)実施しているそうです。


 札幌市議会では、議会のインターネット配信をしていますが、テレビ放送があれば、もっといいですね。


 

2012年6月19日火曜日

大飯原発再稼働反対の意見書、否決される

 札幌市議会第2回定例会で、日本共産党から、意見書の原案を提出しました。


 下の表の意見書採決一覧表をごらんください。







 日本共産党が、幹事長会議に原案を提出したのは、
「『原子爆弾被害者にに対する援護に関する法律』の改正を求める意見書」 ・・・ 可決(全会一致)


「UR賃貸住宅(旧公団住宅)を公共住宅として継続し、居住者の居住の安定を求める意見書」 ・・・ 可決(みんなの党が反対、その他が賛成)


「大飯原発の再稼働を行なわないことを求める意見書」 ・・・ 否決(自民・民主・公明・みんなの党が反対、その他が賛成)
 

2012年6月18日月曜日

伏古地域で市政懇談会

 伏古地区センターで、市政懇談会を行ないました。




 多くの方にご参加いただきました。ありがとうございます。


 私からの報告の後、たっぷり懇談の時間をとって、参加していただいた皆さんからも、質問や地域要求など発言をしていただきました。




 「特別養護老人ホームが不足していて、なかなか入所できない。高齢者向けの(ケア付きだと思われます)マンションに入居した人もいるが、大変高額。老後に安心感を持てる世の中にしてほしい」
 「一人暮らしの高齢者が自宅で亡くなった。見守りの強化ができないか」
 「老人クラブの例会を地区センターでやっているが、会場費がかかる。まちづくりセンターなら無料で使わせてもらえるのか」
 「丘珠空港のジェット化、滑走路延長が検討されているのか」
 「地区センターの部屋を借りようと思っても、予約でいっぱい。地区センターを増設する必要があるのではないか」
 「公園の草が伸びている。草刈りをしてほしい。公園にトイレを設置してほしい」
 「交通量の激しい交差点がある。信号機を設置してほしい」
などなど。




 みなさんの要求を聞き、一緒に実現の運動を進めることが、私の成長の糧になります。

2012年6月17日日曜日

信号機が道路標識を隠している

 札幌新道を、車で走っていると、標識が信号機の陰になって見えないところがありました。




 道路は3車線で、交差点前で、右折レーンが現れ4車線になっているところです。
 この交差点は、非常に複雑な構造で、はじめて通る人が右折しようとしたときには、戸惑うこともあると思います。


 右折専用レーンであることを表示するところが、信号機に隠れているのです。
 信号機を少し下げるといいのですが ・・・

東区革新懇総会

 「平和・進歩・革新統一をすすめる札幌東区懇話会総会」に出席しました。




 この会は、4つの共同目標の実現を目指している団体です。


 第1は、軍備拡大や大企業、財界の利益のために国民生活を犠牲にする政治に反対し、軍事費の削減と福祉・教育の充実を実現すること。


 第2は、憲法改悪をはじめ軍国主義復活のあらゆる策動、金権・腐敗勢力の政治支配に反対し、自由と人権、民主主義を守る清潔・公正な政治を実現すること。


 第3は、核兵器の全面禁止を緊急課題として、アメリカの核戦略への協力・加担に反対し、日本を核戦場にする日米軍事同盟をやめ、平和で真に独立した非核、非同盟、中立の日本をめざすこと。


 第4は、住民本位の自治をうちたてた地方自治の革新をめざすこと。




 どれも、私の考えにぴったりです。


 より、多くの人に参加してほしい団体です。

2012年6月16日土曜日

日本経済の主役は、中小企業

 「中小企業家同友会」という経営者団体が、「中小企業憲章制定2周年記念セミナー」を開催しましたので、参加しました。




 ホテルの大きな会場に、参加者が満席でした。
 札幌市役所からも、経済局関係の方が何人も参加していました。


 2010年6月、「中小企業憲章」が閣議決定されて、2年になるお祝いをしつつ、各自治体で、中小企業振興(基本)条例の制定が増えてきましたが、もっと広げていこうという趣旨です。


 北海道内では、中小企業は、全企業数の99.8%を占めています。
 大企業の数は少なく、中小企業の数が多いのは、想像がつきますね。


 では、働いている人の数は?
 大企業に働く人は多いです。中小企業で働く人は少ないか?
 道内では、83.4%の人が中小企業で働いているのです。


 ですから、経済の中心は、中小企業なのです。


 札幌市でも、2007年、「札幌市中小企業振興条例」を制定しました。
 そこで、「中小企業が経済の基盤をなしている。中小企業は、経済活動の全般にわたって重要な役割を果たしている」と明記しています。


 もちろん、大企業は、一つひとつの企業が、社会・経済に及ぼす影響が大きいので、ニュースでは、大企業の話題ばかり取り上げられています。
 しかし、中小企業全体が、経済に占める割合の方が大きいのですね。


 ところが、中小企業は力が弱く、国の支援も必要とします。
 国の中小企業対策費は、1980年2435億円から、2009年1890億円に減っているのです。


 国が、大企業中心から、中小企業支援にシフトしていくことが求められているのではないでしょうか。

2012年6月14日木曜日

後援会のパークゴルフ

先日、日本共産党札幌東区後援会がパークゴルフ大会を行ないました。
 東区後援会では、月に1回ずつ楽しい行事をやることにしているのです。


広い緑の中で気持ちいいです。 私のナイスショット!?

 今回は、パークゴルフ。
 年配者でも上手な人がいます。
 しかし、後援会の大会のいいところは、(私のように)ふだんプレーしていない初心者でも気兼ねなく参加できることです。


 そして、参加費から、景品がでます。
 ハンディキャップを付けますから、初心者でも上位に食い込むことが可能です。


優勝者に景品を渡す私

 私は、普段運動不足ですから、こういう行事に参加することは、とても大事です。ストレスの解消にもなります。

2012年6月13日水曜日

代表質問 障害者の避難場所

 札幌市議会第2回定例会で、日本共産党を代表して、井上ひさ子議員が、質問しました。


 そのなかで、災害の際に自力で避難することのできない人(要援護者と言います)への対応について、取り上げました。


 東日本大震災で、本来、避難所に避難しなければならない場合でも、体に障がいがあるために、避難できず、倒壊寸前の自宅で生活を続けていた人が、相当数いました。
 
 たとえば、目の見えない人は、避難所での生活ができないと思い自宅にいました。
 発達障がいの子どもさんがいる家庭では、子どもさんが、避難所の集団生活になじめないために、自宅に戻ってきました。
 そのほかにも、体に障害があるために、体育館の避難所生活は無理だという人もいました。
 
 特別養護老人ホームなどの介護施設が、障がいのある避難者を受け入れました。
 介護施設であれば、バリアフリーですし、介護士さんもいるので、生活できるのです。 


 札幌市は、体育館などの避難所生活が無理な人を、受け入れてもらえるように介護施設の団体と協定を結びました。


 地震が起きた場合に、障がい者を介護施設に、誰が連れていくのでしょうか。
 家族だけで、遠くの介護施設へ連れていけるのなら問題ありませんが、ご近所の援助が必要な方が多いと思います。
 しかし、誰しも、まず、自分と家族が体育館などに避難することが第一です。


 札幌市は、まず、障がい者も、いったんは体育館などの避難所に入ってもらい、数日後に、介護施設に移送することを考えているそうです。


 体育館で数日過ごせる人なら、いいのですが。
 「それは無理だ」という障がい者は、避難せず、自宅に残るのではないでしょうか。
 そうすると、「どこの介護施設が受け入れ可能なのか」という情報を伝えることができなくなるのです。


 「どうやって情報を伝えるのか?」という質問に対して、札幌市は、「いったんは、避難場所に入ってもらう。そこで、数日生活できるように、独立したスペースを検討する」とのことでした。


 独立したスペースがあるのはいいことだと思います。
 すべての避難所に、そういうスペースを作ることは、非常に困難なことでしょう。なにしろ、備蓄物資でさえ、配置していないところが多いのです。
 そして、スペースがあっても、やはり無理という人も多いでしょう。
 障がい者の避難の問題は、まだまだ課題が多いのです。

2012年6月12日火曜日

財務省官僚、大学に押しかけ消費税増税論ぶつ

 11日の衆院社会保障・税特別委員会で、日本共産党の宮本岳志氏は、財務省の官僚が大学に押しかけ、正規の講義時間を使って消費税増税の必要性を訴える宣伝していると追及。
 安住淳財務相は「(職員による講義は)43校であった」と事実を認める一方、「何が悪いのか」と開き直りました。


宮本 大学側から財務省に要請したものが一つでもあるか。
安住財務相 聞いてもいいよということで行かせてもらった。
宮本 千葉商科大学の学長は、関東財務局の千葉財務事務所所長が提案し、受け入れたと言っている。予算を握っている財務省から言われたら断れない。学生は欠席したら単位にかかわる。とんでもない話だ。


(6月12日 「しんぶん赤旗」から)

代表質問 生活保護申請用紙は隠されている

 日本共産党の、札幌市議会代表質問で、井上ひさ子議員が、生活保護問題について、様々な角度から質問しました。
 そのひとつが、申請用紙の置き場所です。


 札幌市内10区の区役所の保護課に、生活保護の申請用紙があります。
 ところが、それは、市民の目の届かないところに隠されているのです。
この写真は、本文とは関係ありません


 区役所に行った相談者がさんざん話した末に、ようやく職員の方が、「申請するんですか」と言って、「はい」と言うと、職員が席を立ち、事務室の方へ行き、どこからか申請用紙を出して来てくれるという、やり方です(東区役所の場合。他の区役所でも、市民には見えないところから出してくることは同じ)。


 今年1月、40代の姉妹が孤立死する事件がありました。
 お姉さんは、3度も区役所に足を運びながら、生活保護を申請用紙をもらうことができませんでした。
 25年前には、3人の子どもを残して、お母さんが餓死しました。このお母さんも、区役所に行ったのに生活保護を申請できなかったのです。


 区役所に行っても、「相談」ということで、生活保護を受けるための条件などをあれこれ言われると、「生活保護を受けられないんだ」とあきらめてしまい、「申請用紙をください」と言えずに帰ってしまうのです。


 大事なことは、「申請します」とハッキリ言うことですが、区役所の保護課に行く人は、たいてい恐縮していて、言いたいことの半分も言えず、「申請することが大事」ということも知らないのが普通なのです。


 申請できずに帰る人を無くすためには、申請用紙を、誰からも見えるところに置いておく、市民の手の届くところに置いておくことではないでしょうか。


 生活保護を申請するか、しないかは、市民が自分で決めることです。
 申請用紙に書くか、書かないかも、市民が決めることです。


 だから、申請用紙は、市民の手の届くところに置いておくべきです。
 市民が、自分で申請用紙を手にすることができず、職員が「用紙を渡す」と判断した場合に限り、申請用紙をもらうことができるのは、おかしいです。


 現実に、「生活保護を受けたい」と思っている人が、申請できずに帰されているのですから、申請用紙を隠しておくのは、申請権の侵害です。

2012年6月11日月曜日

市営住宅入居者との懇談会

 議会で、市営住宅の問題を取り上げて、「家賃の値上げはすべきでない」と追及しましたが、それだけでは、不十分です。


 実際に市営住宅に入居している人や、家賃減免制度を活用している人たちに、議会の報告をしています。
 そして、入居者の生の声・要望を聞かせていただきます。




 そこで聞いた声を、また議会の質問に生かしたり、市役所の担当部署につないで、要求実現をめざすのです。


 先日も、市営住宅入居者との懇談会を行ないました。




 「家賃減免制度を使っているが、値上げが検討されているとは、ちっとも知らなかった」
 「団地敷地内の木が大きくなって枝をはりだしている。剪定してほしい」など、たくさんの声を聞かせていただきました。


 入居者がひとりで、住宅管理公社や、委託会社、あるいは札幌市住宅管理担当課に要望を出しても、なかなか相手にされません。
 そういう場合、団地自治会としての意見を出すと、扱いが変わります。団地入居者全体の声として、受け止めてもらえるからです。
 自治会の総会などに出席したり、会長さんに直接話したりして、団地自治会全体の要望にしていくことが大事です。

代表質問 市営住宅家賃減免

 井上ひさ子市議会議員の代表質問で、市営住宅の家賃減免の縮小問題を取り上げました。


 札幌市の「行財政改革推進プラン」で、市営住宅の家賃減免の幅を縮小して(つまり家賃の値上げ)、市の収入を増やそうということが出てきます。


 市営住宅に入居している人でも、収入が少ない場合は、家賃を少なくしてもらう制度があり、それが、家賃の「減免」です。
 市営住宅に入居している世帯の、3割の人が「減免」制度を活用しています。


 井上議員は、現在検討されているモデルケースでは、「4人家族で収入242万円の場合、家賃は6530円から13120円に上がる」と指摘し、家賃減免を縮小することはやめるべきだと求めました。


 答弁は、「入居者と入居していない市民との負担の公平性や、修繕等の財源確保のため、制度の見直しは必要と考えている」というものでした。


 この答弁が出た時、私は心の中で「予想通りの答弁だ!」と叫びました。
 この答弁が出た時のために、反論の資料をすでに用意してあったのです。


 答弁に出てくる「修繕」とは、畳の表替えやふすまの張り替え、外壁や水道管の交換などを指しています。


 これらの修繕は、市の一般財源(使途が決められていないお金)、市債(市の借金)、国費(国の補助金)の3種類の財源しかないのです。
 つまり、家賃を修繕費に充当することはないのです。家賃を上げることと、修繕を行なうことは、まったく関係ない、別のことなのです。


 「入居者と入居していない市民の負担の公平性」も理屈になっていません。
 「公平」と言うなら、民間アパートと市営住宅の家賃を同じにしなくてはならなくなります。
 しかし、市営住宅は、最初から低所得者が安い家賃で住むためにつくっているのです。
 それを、入居していない(民間アパートなど)と、比較すること自体がまちがいなのです。


あるお宅の窓


※公営住宅法





2012年6月10日日曜日

経済懇談会

 日本共産党の志位和夫幹部会委員長が、札幌、ニューオータニ・インで、「経済懇談会」を行ないました。




 通常の演説会ですと、真駒内のアイスアリーナや、月寒のグリーンドームなどで行なうのですが、今回は、企業経営者や経済団体の幹部の方々を中心に、お誘いしました。
 会場は、満席で立ち見も出ました。






 札幌市役所からも、多数おいでいただきました。
 この場で、お礼申し上げます。


 消費税を上げないで、国の財政を支えていくために、証券優遇税制など、大企業・大資産家に甘い税制をあらためる。
 軍事費などムダづかいをやめる。
 所得税は、累進課税を強める。


 ある札幌市の幹部は、この話を聞いて、「共産党も変わったなぁ」と言っていました。



雨水桝の網の目

 車道の端、歩道との境のところに、雨水桝(うすいます)があります。
 降った雨がアスファルトの上を流れて、落ちていく所です。雨水と一緒に、ごみが下水道に流れ込まないように、網がかかっています。




 視力障害者が、白い杖をついて歩いている場合、この網の目に、杖の先が入って、ポキッと折れてしまうことがあるんです。


 それで、横断歩道に雨水桝がある場合、杖の先が網の目に入り込まないように、網の目を細かくしました。




 いいことですね。


 しかし、網の目が細かいと、石やゴミがつまるんですよ。




 道路の維持管理作業をされて現場を見ました。
 ゴミが詰まっているところに、ドライバーのような細い金属を差し込んでゴミを取り除いていました。




 こういう作業を、きめ細かくするので、道路がきれいなんですね。
 外国の人は、「日本の街、道路は清潔」と言います。
 

2012年6月9日土曜日

芸能人の母の生活保護 世論操作に利用されていないか?

 人気芸能人の母親が生活保護を受けていたことが明らかになってからというもの、どうも、生活保護制度に欠陥があるとか、保護を受けている人に悪い人がいるということを、よく聞くようになったと思いませんか?


 井上ひさ子市議の代表質問で、その問題に触れました。
 「一部の政治家が騒ぎ立てているのは、芸能人のかかわっている問題で、国民の関心をひき寄せておいて、給付水準引き下げなどの制度改悪へ結びつけようという ・・・」


 ここで、何人かの市議会議員が、「いやいや、そんなことはないよ~」などと、ざわつきました。


 しかし、十分にありうることなのです。


 まず、「一部の政治家」というのは、自民党の世耕弘成・片山さつき両参議院議員です。
 2人とも、ブログに書いて、騒ぎを大きくしたのです。
 自民党には「生活保護に関するプロジェクトチーム」というものがあり、生活保護費の10%削減などを検討しているのですが、世耕弘成議員は、このプロジェクトチームの座長、片山さつき議員もメンバーの一人なのです。


 偶然にしては、出来過ぎです。


玉ねぎの苗、ビニールハウスから畑に植えつけられました

共感する札幌保育連絡会総会

 札幌市内の、保育所に子どもさんが通っている親たちと、保育所の職員の方々の集まりである「保育連絡会」の総会に、来賓として参加しました。


保育連絡会の会長さんの挨拶。模造紙を使って、説明しています。

 昔、私の子どもも保育所のお世話になりました。
 その当時、「おやじの会」をつくりました。
 そのメンバーは、今も、集まって話すことがあります。とっても楽しいです。


 私は、自分の子どもが大好きですし、自分の子どもと一緒に成長したお友達も大好きです。
 その子どもたちは、思いっきり遊び、楽しく生活した保育所が大好きです。
 だから、私も、保育所が大好きなのです。


 親たちは、子育てと仕事の苦労をかかえ、必死に頑張りながら、子どもの笑顔を(泣き顔も、ふくれっ面も)見て、成長を感じて、最高の喜びを得るのです。
 その苦労と喜びを、共感できるのが、親たちと保育所の先生方ですね。


 保育所で、大事な子どもがお世話になってきたから、そして、保育所で知り合った親たち・先生方のつながりが大好きだから、今の保育所の親たち、保育士さんたちの声や悩みに、共感できるのです。


 私は、もうすぐ52歳になりますが、いくつになっても、保育所の味方です。


最近のブログで、花の写真をアップするようになって、通りすがりに見かけるお庭の花に目がいくようになりました。

2012年6月8日金曜日

「大飯原発の再稼働NO」の答弁引き出す

 札幌市議会で、日本共産党の井上ひさ子市議団長が、代表質問をしました。この内容は、順次、みなさんにお知らせしていきます。


 まず、原発問題です。
 上田札幌市長は、原発には、厳しい考えを持っており、この点については、共感を感じています。


 共産党の井上さんは、「大飯原発の再稼働について、どのようにお考えですか」とただしました。


 「福島第一原発の事故原因の徹底的な検証と、それを踏まえた安全対策や新たな原子力規制体制といった、必要となるすべての対策が講じられるまでは、議論を開始すべきでない」という答弁を引き出すことができました。


 原発事故は、二度と故郷に帰ることができなくなる、取り返しがつかないことになります。
 土も、水も、草も、汚れてしまいます。


 住民生活に必要なエネルギーを確保することは、大切です。
 しかし、国土と人の体を放射能でけがすことは、けっしてゆるすことはできないのです。


 札幌市長が、放射能汚染に対して、きちんとした考えを持っていることは、せめてもの安心です。
 

2012年6月6日水曜日

本日、井上ひさ子さん代表質問

 札幌市議会第2回定例会のヤマ場である代表質問です。
 日本共産党の井上ひさ子団長が、本日、午後2時30分ころからはじめます。


 市役所の18階が、市議会本会議場の傍聴席です。
 どなたでも、自由に入ることができます。


 内容は、
◎市長の政治姿勢について(消費税、大飯原発など)
◎生活保護の問題(白石の姉妹孤立死問題、人気芸能人の母の問題)
◎孤立防止対策について
◎市営住宅の家賃減免の縮小問題
◎介護保険(ヘルパー時間の短縮、特養ホーム不足)と、災害時の障害者の避難の問題
◎北1条西1丁目の再開発ビルの問題
です。




どうぞ、傍聴に来てください。

2012年6月5日火曜日

藤の花が咲いています

 地面に花びらが落ちています。




 見上げると、藤の花。






 
 藤と言えば紫(藤色と言うくらいですから)と思っていましたが、
白い花も。




 かすかなピンクもあるんですね。



2012年6月4日月曜日

中小業者は消費税増税を許さない

 中小業者の団体である北部(札幌市東区・北区)民主商工会の定期総会に、来賓として参加しました。




同じく来賓の太田秀子氏(衆議院2区予定候補)。
あいさつの原稿に手を入れている(急いで!!)


 消費税の増税反対が強調されました。
 消費税は、中小業者にとって、非常に過酷な税金なのです。


 まず、赤字でも課税されます。
 「お客さんが払った消費税を預かっておいて、納税するときに払えばいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、それは無理です。
 なぜなら、多くの業者は赤字で、それでも、従業員の給料を払う、仕入したものの支払いをすることに、必死で、ギリギリで営業しているのです。
 ですから、売り上げた時に受け取った消費税相当額を、とっておくことなど不可能なのです。


 おまけに、製品を納入した時などに、「消費税分まけろ」と言われ、売上に消費税を転嫁できないことが多いのです。




 その消費税が引き上げられたら、中小業者は、大変なことになってしまいます。

2012年6月3日日曜日

小選挙区2区決起集会

 衆議院選挙がいつ行なわれるのかわかりませんが、いつ選挙になっても大丈夫という準備が必要です。


 小選挙区・北海道第2区は、北区と東区、そこから1人だけ当選できます。
 日本共産党は、太田秀子さんを候補として擁立することを決め、2区の党と後援会が、北区民センターで決起集会を行ないました。




 会場にあふれんばかりの参加者でした。


 私は、司会をつとめました。




 「消費税を上げられると困る」、「原発は再稼働させないでほしい」など、みなさんの思いにこたえられる選挙結果を出すために、全力をつくして頑張ります。

2012年6月2日土曜日

札幌市議会第2回定例会はじまる

 札幌市議会の第2回定例会が始まりました。
 5月30日から、6月13日までです。




 日本共産党の代表質問は、6月6日、午後2時過ぎから、井上ひさ子市議団長が、25分間で行ないます。
 どうぞ、傍聴に来てください。


 議案は、17件あります。
 市営住宅・下野幌団地団地の建て替えにともなって、団地の敷地内に歩行者用の道路をつくったので、その道路を市道として認定する件があります。
 どうも、私には理解しがたい案件ですので、よく調べて、議会に臨みたいと思っています。


 十分調査して、いいものはいい、ダメなものはダメ、市民の目線に立って議会に臨みたいと思います。